小学校担任、テスト実施や採点サボる 講師減給、依願退職 大分

小学校担任、テスト実施や採点サボる 講師減給、依願退職 大分
産経新聞 2015.10.27 20:59

 大分県教育委員会は27日、同県日出町立小学校2年のクラス担任の男性臨時講師(24)が、決められたテストを実施せず、実施済みのテストも採点をしなかった上、保護者と学校にうその報告をしていたとして減給処分にした。講師は同日、依願退職した。

 県教委によると、教科書の理解度を測るテストが、5〜7月に国語で11回予定されていたが、うち5回は行わなかった。実施した国語と算数のテストも計12回分を採点しなかった。一方、保護者への「学習連絡票」には虚偽の点数を記載していた。書かれた点数と実際の点数の違いに気付いた保護者が学校に連絡し、発覚した。講師は県教委の調査に「怠け心があった」と話した。

 県教委は、酒気帯び運転し事故を起こしたとして、大分市の県立高校の男性教諭(58)も減給処分にした。教諭は依願退職した。

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