<天童いじめ自殺>学校の組織的対応徹底を

<天童いじめ自殺>学校の組織的対応徹底を
河北新報 2015年10月28日 10時52分配信

 天童一中(山形県天童市)1年の女子生徒=当時(12)=が昨年1月に自殺した問題で、天童市教委は27日、市内の小中学校教員を対象に「いじめ防止研修会」を開いた。約110人が参加し、いじめが主要な原因と認定した第三者調査委員会で副委員長を務めた阿部定治弁護士(山形県弁護士会)が、市教委に提出した報告書を踏まえ対策を解説した。

 研修会は非公開で行われ、市教委によると、いじめの早期発見や学校の組織的対応、加害生徒だけでなく傍観者も含めた指導の徹底など、報告書の事実認定に基づいて課題を指摘した。学校だけでなく家庭との連携の必要性も訴えた。

 中学校教諭(60)は「情報の共有の大切さを感じた。同じ悲劇を繰り返さないためにも学校でしっかりした体制をつくりたい」と話した。市教委学校教育課の長岡佳孝課長は「より具体的な事例を聞いたことで先生の理解が深まったと思う。各校で生かしてほしい」と語った。

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