スクールバスを酒気帯び運転 元講師の男に猶予判決/岩手・盛岡市
ニュースエコー 岩手放送 2017年03月10日 15:50 更新
去年12月、私立盛岡中央高校のスクールバスが河川敷に転落し、生徒3人がけがをした事故で、盛岡地裁は10日、バスを運転していた元講師の男に対して懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは盛岡中央高校の元講師、米沢真人被告24歳です。判決によりますと米沢被告は去年12月25日の朝、顧問を務めていたアイスホッケー部の部員9人が乗ったスクールバスを、酒気帯び状態で居眠り運転し、河川敷に転落させ生徒3人に重軽傷を負わせたとされています。10日の判決公判で盛岡地裁の中島経太裁判官は、「多くの命を損なう危険があり、過失は大きい」とした上で、生徒らが寛大な処置を求めていることや、事故を受けて退職していることなどから懲役1年6か月、執行猶予3年を言い渡しました。