損賠訴訟:杉森高の3教諭、校長ら訴える 不当労働行為で /福岡
毎日新聞 2013年09月13日 地方版
柳川市の私立杉森学園の高校教諭3人と教職員組合は12日、後藤洋二校長(72)と運営母体の学校法人杉森学園を相手取り、組合幹部を務める3教諭から担任や部活動の顧問などの業務を一方的に外す不当労働行為があったとして、440万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁柳川支部に起こした。
訴状などによると3教諭は、同高の学科募集停止に反対する集会に参加しないよう強要され、精神的苦痛を受けたとして昨年12月と今年5月、学園相手に損害賠償請求訴訟を同支部に起こした。校長がこの3人を訴訟の「首謀者」とし、今年度から担任や副担任、部活顧問など、授業以外の一切の業務を外したため、精神的打撃を受けたとしている。
12日は教諭と弁護団が市内で記者会見し、原告の一人で組合委員長の馬原和広教諭(51)は「教師としての誇りや基本的人権が侵害された」などと述べた。
後藤校長は「3人については組合幹部であるということで業務を外した。どの業務をやってもらうかは校長の裁量ででき、違法性はないと認識している」と話した。
〔筑後版〕