部活中の体罰処分198人、根絶に遠い教育現場

部活中の体罰処分198人、根絶に遠い教育現場
読売新聞 2015年12月26日(土)13時5分配信

 2014年度に体罰で処分された公立校教員数は952人で、13年度より激減した。

 大阪・桜宮(さくらのみや)高校の体罰による自殺問題をきっかけに大量に発覚した体罰の処分が一段落した形だが、根絶には遠い現場の実態も浮き彫りになった。

 宮崎県日南市の中学校では13年10月、運動部の顧問を務める40代の男性教諭が、部員の男子生徒の顔を平手で約20回殴る体罰を加えた。男性教諭は昨年9月と10月にも同じ生徒の顔を殴ったり、腹をけったりする暴行を加え、戒告処分を受けた。「生徒のリーダーシップを高めたかった」と理由を話したという。

 桜宮高校の問題では、運動部主将の男子生徒が顧問の教諭から暴行を受け、翌日自殺に追い込まれたが、14年度の処分でも、部活動中の体罰で処分を受けた教員は198人に上る。

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