県立医大・大腸菌廃棄 講師停職6カ月 県立医大が処分 /奈良

県立医大・大腸菌廃棄
講師停職6カ月 県立医大が処分 /奈良
毎日新聞2016年7月8日 地方版

 県立医大(橿原市)の男性講師が遺伝子組み換え大腸菌を処理せず、3年間にわたって下水に流していた問題で、大学は7日、講師を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。監督責任を問い、講師が所属する研究室の男性教授も戒告の懲戒処分とした。

 大学によると、男性講師は2013年4月〜今年3月、夜間など研究室に人がいない時に月に1〜2回、実験室のシンクに大腸菌を熱処理などをしないまま、遺伝子組み換え生物の規制法に違反して廃棄していた。【芝村侑美】

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