教授を懲戒免職、所沢の防衛医大 無届けで業務時間に医療機関で診療

教授を懲戒免職、所沢の防衛医大 無届けで業務時間に医療機関で診療
埼玉新聞 2016年7月29日(金)

 所沢市の防衛医科大学校は29日、無届けで業務時間内に兼業したとして、自衛隊法に基づき、同校の60代男性教授を免職の懲戒処分にしたと発表した。

 同校によると、男性は2014年7月から16年2月までに累積20日以上、正当な理由がなく欠勤し、県内の医療機関で診療に当たっていた。

 同校によると、男性はこの医療機関で一定の就業については認められていたが、それ以上働いていた。超過した分が欠勤扱いとなった。

 今年2月、同校に外部から通報があり、男性に確認したところ兼業を認めた。大学側の聴取に対し、「(医療機関から)医師が足りないと言われ、大学に兼業の勤務変更を届けても許可が下りないと思った」などと話しているという。

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