児童盗撮の名古屋の元教諭に懲役2年求刑

児童盗撮の名古屋の元教諭に懲役2年求刑
CBCテレビ 2016年9月13日(火)11時55分配信

 名古屋市北区の小学校で、女子児童が着替える様子を盗撮したとして、児童ポルノ法違反などの罪に問われている元教諭の男の裁判で、検察は、懲役2年を求刑しました。

 起訴状などによりますと北区にある清水小学校の元教諭、浅野陽祐被告(33)は、ことし6月、更衣室として使用されていた部屋に、ビデオカメラを設置し、小学6年生の女子児童らが着替える様子を、盗撮し、その画像や動画のデータを、自分のパソコンに保存した児童ポルノ法違反などの罪に問われています。

 13日、名古屋地裁で開かれた裁判で、浅野被告は、「まちがいありません」と、起訴内容を認めました。

 検察側は、「児童を守る教諭が盗撮したことは、卑劣で悪質。2008年頃から盗撮を繰り返し、常習性も認められる」と指摘し、懲役2年を求刑しました。

 一方、弁護側は、「懲戒免職処分されて社会的制裁を受けている。」として、執行猶予付きの判決を求めました。

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