<組み体操事故>医療費給付 兵庫県、全国最多の883件
毎日新聞 11/18(金) 11:21配信
兵庫県内の小中高校の体育大会などで起きた組み体操による事故に対し、昨年度は883件(前年度比29件減)の医療費が給付されたことが日本スポーツ振興センター(本部・東京)の調べで分かった。全国では8071件(同521件減)あり、兵庫県が最も多い。また全体の給付件数が減る一方、うち骨折は全国で2157件(同700件増)となり、県内も272件(同42件増)に上った。
組み体操中の事故を校種別に見ると、小学校481件(同20件増)▽中学校376件(同43件減)▽高校26件(同6件減)で、うち骨折は小学校136件(35件増)▽中学129件(同4件増)▽高校7件(同3件増)−−だった。児童生徒数や組み体操の実施率にもよるが、都道府県別では兵庫県に次いで大阪788件(骨折228件)、東京687件(同212件)となっている。
県教委が公立小中学校を対象に昨年度実施した調査で、小学校の約92%、中学校の約71%が組み体操をし、難易度が高く重傷の恐れがある技に挑戦したのは小学校で8割、中学校で6割を超えていた。県教委は3月、「けがは段数の高低より子どもの体力面と指導力の影響が大きい」と段数を規制せず、段数や実施するかは校長判断に任せるとした。今年度の公立校の事故状況は12月にも公表される。【松本杏】