元大阪市立小校長、現金詐取認める 橋下市長時代に公募で採用

元大阪市立小校長、現金詐取認める 橋下市長時代に公募で採用
産経新聞 2016.12.9 12:16

 知人女性2人から現金をだまし取ったなどとして、詐欺と業務上横領の罪に問われた元大阪市立小校長の大久保達巳被告(53)は9日、徳島地裁(荒井智也裁判官)の公判で「間違いありません」と詐欺の起訴内容を認めた。

 被告は詐欺罪のみが審理された11月の初公判で起訴内容の認否を留保。今月1日に業務上横領の罪で追起訴され、改めて冒頭手続きをした。

 大久保被告は橋下徹氏が市長当時の大阪市で平成25年に導入された公募制度に基づいて小学校長になったが、経歴詐称などが発覚して26年7月に懲戒免職になった。

 起訴状などによると、今年4月、知人女性2人にタイでの就職話を持ち掛け、航空券代金を立て替えたなどとうそを言って計約13万円をだまし取ったほか、昨年9〜10月にはコンサルティング契約を結ぶ飲食業者から預かった計100万円を着服したとしている。

 大阪市教委は31日、校長公募への応募で虚偽の職歴を記載した受験申込書を提出したなどとして、市立大和田小学校(西淀川区)の大久保達巳元校長(51)=教務部付=を懲戒免職処分にした。公募校長の懲戒免職は初めて。また校長として重大な信用失墜行為があったとして、公募で選ばれていた市立巽中学校(生野区)の男性校長(38)を減給3カ月の懲戒処分にした。この校長は同日付で依願退職した。
 市教委によると、大久保元校長は、存在しない有限会社の代表に就き、世界展開するホテルで勤務経験があると詐称。合格後に市教委に出した職歴証明書も偽造したとされる。
 校長在職時だった今年4月、卒業生の記念品代として校内の金庫に保管されていたPTA会費約10万円を一時的に持ち出していた。

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