<仙台中学生自殺>教室で転倒 手首骨折

<仙台中学生自殺>教室で転倒 手首骨折
河北新報 2017/5/2(火) 11:45配信

 仙台市青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が自殺した問題で、男子生徒が今年2月に教室で同級生に足を掛けられて転倒し、左手首を骨折する大けがをしていたことが1日、学校関係者への取材で分かった。教頭は同日午後、取材に「そうした事実はない」と否定。市教委と校長が同日夜、事実関係を認めたが、「事故」との認識を示した。

 学校関係者によると、男子生徒が骨折したのは2月14日の休み時間中。教室で同級生の男子に肩を殴られ、仕返しをしようと追い掛けた際に別の男子に足を掛けられた。転倒し、床に手を付いた拍子に左手首を骨折したという。

 担任教諭が後日、保護者にトラブルの経緯を説明し、足を掛けた男子生徒側が「謝罪したい」と話している旨を伝えた。保護者は謝罪を断り、担任に対して「二度とないようにしてほしい」と抗議したという。

 校長は同日夜の会見で「靴ひもを結んでいた別の男子の足に引っ掛かって転倒した。事故だったと認識している」と話した。教頭が事実関係を否定したことについて「情報が共有されていなかった」と釈明した。

 遺族関係者は「教頭が校内で起きた生徒の骨折事故を知らないはずがない。明らかな隠蔽(いんぺい)だ」と話した。

 遺族関係者によると、男子生徒は入学直後から同じクラスの複数の男子生徒から集団でからかわれたり、「臭い」「ばか」などと悪口を言われたりした。昨年6月と11月の全校生徒対象のアンケートに「いじめられている」と回答。「無視される」「物を投げられる」などと書き込んでいた。

 市教委によると、男子生徒は4月26日午前10時15分ごろ、自宅近くのマンションから飛び降り、死亡した。

 市内の中学校では。。

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同級生「人間以下」 ズボン下げられ… 仙台の中2自殺
朝日新聞デジタル 2017/5/3(水) 3:06配信

 いじめを訴えていた仙台市立中学2年の男子生徒(13)が自殺した問題で、男子生徒が昨年、同級生から「人間以下」などと言われたり、ズボンを下げられたりするいじめを受けていたことがわかった。仙台市教育委員会は、いじめの内容などを詳しく調べる。

 市教委によると、男子生徒は校内で行った昨年6月のいじめ調査のアンケートで、自由記述欄に「悪口を言われた」などと記入していた。担任が確認すると、「人間以下」や、臭いを連想させる動物名などの言葉を浴びせられたと訴え、同級生4人が関与を認めたという。11月のアンケートの際も、同級生からズボンを下げられ、周囲から冷やかされたなどと担任に訴え、同級生が認めたという。

 その後、学校はこうした状況が「一定期間、見られない」との報告を市教委にしていたが、男子生徒は今年4月26日に自殺した。

 市教委は4月29日の記者会見でいじめの存在を否定したが、今月1日になって大越裕光・市教育長が「過去にいじめがあったことは事実」と認めた。

 いじめがその後も続いていた恐れがあることから、市教委は2日、この中学の全校生徒を対象にいじめなどに関するアンケート用紙を配布。教諭らにも事情を聴いて詳しく調べる。文部科学省からは、いじめの重大事態として対応するよう指導を受けたという。

 奥山恵美子・仙台市長は2日、いじめと自殺との因果関係について報道陣に問われ、「断定できるほどの情報を持ち合わせていない」としたうえで、「いろんなケースが考えられるので決して無視できない」と述べた。

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