男児わいせつ逮捕の教諭、別の学校でも勤務 神戸

男児わいせつ逮捕の教諭、別の学校でも勤務 神戸
神戸新聞NEXT 2017/5/11(木) 7:20配信

 勤務先の小学校で児童にわいせつな行為をしたとして、兵庫県警に逮捕された神戸市立小学校教諭の男(25)が2014年度に臨時講師として採用され、別の市立小で勤務していたことが10日、同市教育委員会への取材で分かった。事件を受け、市教委は前任校での被害の有無についても調べ、男を近く懲戒処分にする。

 市教委によると、男は14年4月から2年間、同市内の小学校で臨時講師として担任を持った。その後、16年度に正式採用され、現在の小学校に着任した。

 捜査関係者らによると、男は16年度、勤務する小学校で低学年の男子児童の下半身を触るなどした疑いが持たれている。同校の複数の男児が被害を訴えたことから市教委は前任校でも調査が必要と判断、校長らへの聞き取りでは被害の報告はないという。

 市教委によると、問題発覚後の今年2月、現在の勤務校の調査に対し、男は「不適切な身体接触をした」という趣旨の発言をしたという。市教委はスクールカウンセラーを追加派遣して児童の心のケアを進めている。

 捜査関係者によると、男は4月26日付で、強制わいせつ罪で起訴された。

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児童にわいせつ行為 教諭を懲戒免職 神戸
(兵庫県)
[ 5/11 18:35 読売テレビ]

勤務先の小学校で複数の男子児童にわいせつな行為をしたとして、神戸市教育委員会は25歳の男性教諭を懲戒免職にした。神戸市教育委員会によりますと、神戸市の市立小学校に勤務していた福良裕司被告は、昨年6月から約8か月間、勤務先の小学校の校内で、児童の下半身を触るなどわいせつな行為をした。被害を受けたのは、低学年の男子児童ばかりで、少なくとも5人以上が被害を訴えていて、中には10回以上、下半身を触られた児童もいるという。市教委の調査に対し、福良被告は「男子児童とふざけあっている中で触った。性的な目的はなかった」と釈明しているということだが、すでに強制わいせつの罪で逮捕・起訴されている。神戸市教委は、福良被告を11日付で懲戒免職処分にしたうえで「あってはならないことで、再発防止を徹底する」とコメントしている。

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