教諭の給与返還求める バスケ協問題で知事らを提訴
＠S［アットエス］ by 静岡新聞SBS 2017/6/10(土) 7:32配信
静岡県バスケットボール協会の基金問題で、静岡市内の男性が9日、「県立高男性教諭が違法行為に関与していた」として、川勝平太知事と県教委を相手取り、男性教諭に給与を返還させるよう求める住民訴訟を静岡地裁に起こした。
訴状などによると、1999年の女子バスケ五輪アジア予選で一部役員らが協会で承認されていない別口座を銀行に開設、企業の協賛金の振込先になった。振り込まれた約3300万円が裏金になったという。「大会事業名を名目にした協賛金に関する詐欺などの疑いがあり、実行行為者の1人が男性教諭」などと指摘している。
原告代理人の藤森克美弁護士は「住民監査請求が棄却され、真相解明を司法に委ねるしかないと判断し、提訴した」と述べた。