教諭が酒酔い、テストなど紛失 兵庫・西宮
神戸新聞NEXT 2017/10/30(月) 19:31配信
兵庫県の西宮市教育委員会は30日、市立平木小学校の男性教諭(53)が酒を飲んで帰宅途中に、受け持ちの6年生1クラス分(28人)の答案用紙や作文、児童に関するメモなどの書類約70枚を入れたリュックサックを紛失した、と発表した。悪用されたとの報告はないという。
市教委によると、男性教諭は27日午後8時から28日午前2時ごろまで、JR西宮駅近くで同じ学校の教諭ら2人と飲酒。約2キロ離れた自宅まで自転車を押して帰る途中、何度も転倒し前かごに入れたリュックをなくした。探しても見つからず、同日午前、西宮署に届け出た。
同校では資料の持ち帰りには校長の許可を得る決まりになっているが、男性教諭はこれまでにも無断で持ち出していたと説明。「テストの採点を家でやるつもりだった。酔いが回ってしまった」と話しているという。児童の住所や連絡先などが入った資料は含まれていなかった。(初鹿野俊)