教諭がプールの水張り時に排水栓閉め忘れ…3日間流れっぱなし
産経新聞 2018/5/11(金) 20:38配信
大阪市教委は11日、大阪市平野区の市立摂陽(せつよう)中学校で、教諭がプールの清掃後に排水栓を閉め忘れ、3日間にわたって水が排水され続けていたと発表した。流れた水の量や水道料金は今後詳しく調べる。授業や部活動、周辺地域への影響はなかった。
市教委によると、4月28日午前9時ごろ、水泳部顧問の教諭2人が、今月から始まる水泳部の練習に備えてプール(長さ25メートル、幅13メートル)の清掃を開始。正午ごろ終了し、プールに水をためようと給水を始めた。
しかしその際、排水栓を閉めるのを忘れたため、給水と排水が同時に行われる状態に。プールは通常約3日間で満水になるが、今月1日に満水になっていなかったことから、排水栓の閉め忘れが発覚した。
市教委は「各学校でプール管理にかかわる手順の周知徹底を図り、再発防止に努める」としている。