小学校教諭、わいせつ致傷一部否認「被害者負傷してない」

小学校教諭、わいせつ致傷一部否認「被害者負傷してない」
カナロコ by 神奈川新聞 2018/10/16(火) 22:30配信

 路上で女性に抱きついてけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷の罪に問われた横浜市立小学校教諭の被告(26)=横浜市青葉区=の裁判員裁判の初公判が16日、横浜地裁(松田俊哉裁判長)であった。罪状認否で被告は「事実と違う点がある」と起訴内容を一部否認。弁護側は女性がけがを負っていないなどとして、強制わいせつ罪の成立にとどまると主張した。

 検察側は冒頭陳述で、「被告は横浜市青葉区の自宅の最寄り駅で女性に声を掛け、女性の自宅とは方角が正反対にもかかわらずタクシーの相乗りを提案した」と指摘。女性と一緒にタクシーから降車後、正面から抱きつき、抵抗した女性がしゃがみ込むなどした際に両ひざや右腕にけがを負ったとした。

 一方、弁護側は女性の両ひざのけがはこの際に生じたものではないと主張。右腕のけがは非常に軽く、強制わいせつ致傷罪にはあたらないとした。

 起訴状によると、被告は3月5日未明、同市旭区の路上で、20代の女性会社員に抱きつき、上半身を触るなどして女性の両膝と右腕に全治1週間のけがを負わせた、とされる。

横浜市立小学校の教諭の男が、先月、市内の路上で女性に抱きつきわいせつな行為をした上、ケガをさせた疑いで県警に逮捕されました。
強制わいせつ傷害の疑いで逮捕されたのは、横浜市青葉区に住む市立小学校の教諭秋山研三容疑者です。県警によりますと秋山容疑者は先月5日、横浜市旭区の路上で20代の女性の正面から抱きついて胸を触った上、逃げようとする女性の腕をつかむなどしてケガをさせた疑いが持たれています。秋山容疑者と女性は面識がなく、秋山容疑者が駅のタクシー乗り場で女性に相乗りを持ちかけ、女性が自宅近くで降りたところ犯行に及んだとみられています。秋山容疑者は調べに対し、「女性の服の中に手を入れて胸をもんだことに間違いない」と容疑を認めているということです。横浜市教育委員会によりますと、秋山容疑者は去年4月に採用され、横浜市青葉区の市立小学校で1年生の担任を持っていました。

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