静岡・袋井商の女性教諭、生徒424人の個人情報紛失
産経新聞 2019/4/26(金) 19:23配信
静岡県教育委員会は26日、県立袋井商業高校(袋井市久能)で家庭科の女性教諭が、卒業生を含めて最大424人分の成績基礎データなどの個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。
県教委によると、教諭は今月24日午前9時40分ごろ、生徒の名前や成績評価など成績基礎データなどを保存した私物のUSBメモリー3本をストラップで取り付けたポーチに入れ、業務を行っていた。同日午後3時40分ごろ、ポーチがストラップからとれて紛失しているのに気づいたという。教諭は上司に報告し、25、26日に全職員で捜索したが、発見に至っていない。教諭は校外には出ていないという。
USBメモリーには卒業生を含む平成30年度の2、3年生201人分と可能性として29年度分の223人が保存されているという。同校では26日に生徒への説明、謝罪をするとともに保護者に謝罪文を配布する予定。
同校では校長の許可を得れば、個人情報の保存されたUSBメモリーなどを携行できるが、この教諭は許可を得ていなかった。