酒気帯び疑いの中学教諭を懲戒免職 茨城 「体罰」の教諭らも停職

酒気帯び疑いの中学教諭を懲戒免職 茨城 「体罰」の教諭らも停職
産経新聞 2019/12/25(水) 19:04配信

 茨城県教育委員会は25日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検されたとして、同県常陸太田市立里美中の関根美帆教諭(27)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。部活動の指導中に「体罰に準ずる指導」をしたとして、同じ県立高でハンドボール部の顧問と副顧問を務める男性教諭(41)と男性講師(35)についても、同日付でそれぞれ停職1カ月と減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にした。

 県教委によると、関根元教諭は11月24日、常陸太田市で開かれた剣道の市民大会に審判として参加した後、大会運営関係者による会合で飲酒した。その後、自分の軽乗用車を運転して帰宅する途中、同市亀作町の用水路に転落する自損事故を起こした。

 男性教諭と男性講師は12月9日、ハンドボール部の指導中、体育館シューズを忘れた副部長の2年生の男子生徒(17)に対し、体育館のコート中央で縄跳びをするよう指示し、他の部員6人らとともにコート両側からハンドボールを投げて縄跳びを妨害する「練習」を行った。男子生徒は顔を打ったり足の裏の皮がはがれたりする全治2週間のけがを負ったという。

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