「園児に強制わいせつ」園説明会で複数の保育士が目撃証言…元職員は初公判で無罪主張

「園児に強制わいせつ」園説明会で複数の保育士が目撃証言…元職員は初公判で無罪主張
MBSニュース 2020/2/21(金) 17:16配信

 大阪府八尾市の認定こども園で園児にわいせつな行為をした罪に問われた元保育園職員の男の裁判が始まり、男は無罪を主張しました。

 起訴状などによりますと、和田敬之被告(32)は2017年7月、勤めていた大阪府八尾市の認定こども園で、全裸の園児の身体を触った他、同じ年の7月か8月にも別の園児の身体を触った強制わいせつの罪に問われています。

 2018年に園が開いた保護者説明会の映像の中では、複数の保育士達が、和田被告の“不可解な行動”を目撃したと話していました。

 「プールの出来事を見ました。後ろから拭いてあげているとか、そんなものじゃありません。それ以上のことは、ここでは話せないような内容です。」(保育士)

 2月21日の初公判で、和田被告は「いずれの件も否認します」と述べ、弁護側は「起訴内容は存在しない」と無罪を主張しました。一方、検察側は冒頭陳述で「園ではプール遊びが行われていて、和田被告はプール遊びを終えた全裸の園児にわいせつな行為を行った。別の保育士も目撃している」と主張しました。

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園児に「わいせつ行為」…初公判で元職員の男は「否認」 懸念相次ぐ中…現場となった認定こども園が再開へ
関西テレビ 2020/2/21(金) 19:24配信

和田敬之被告(32)は3年前、職員として働いていた大阪府八尾市の認定こども園で、全裸の児童(当時5歳)2人の胸などを触った強制わいせつの罪に問われています。

21日の初公判で和田被告は「いずれの件も否認します」と供述し、弁護人は「事実は存在しません」と主張しました。

一方、検察は「プール遊びの後、児童の体を拭く仕事を手伝っている際に、背後からわいせつな行為をした」と指摘。

「和田被告が犯行に及ぶのを別の職員が目撃している」と主張しました。

園は事件のあと、保育士30人が全員退職し休園になりましたが、去年12月、別の保育士を確保し、体制の刷新をはかるなどとして市に対し再開に向けた方針を示しました。

これに対し、保護者の一部は反発します。

【子どもを通わせていた男性】
「(当時、他の保育士が)なぜ声を上げられなかったのか。風通が悪いというならどう悪かったのか、原因がどこにあるのかはっきりしないと。原因がわからなくて改善はできない」

【当時の保育士】
「私は去年の7月、プールでの出来事をみました、それは後ろから拭いてあげてるとかそんなものじゃありません」

【当時の保育士】
「守ってあげれくて、すいませんでした」

事件当時、保護者説明会で涙ながらに告白した保育士。

園に預けていた保護者たちはこうした証言を事前に察知できなかった管理体制に問題があり、事件前から園の重要なポストにいた人物が今回、理事長になることなどに反対しています。

八尾市は18日、再開について話し合う審議会を開きましたが、有識者からは…

【委員A】
「1年での再開は早いのでは」

【委員B】
「園児たちからみるとすごい落ち着かないし不信感が募るのは無理ない」

と、懸念の声が相次ぎました。

市の担当者は、「園の対応方針は妥当で必要な助言などを行い入所に向けて協議を進める」と説明。

取材に対し「審議会の意見を踏まえた上で最終決定したい」と話しました。

一方、こんな声も…

【1歳と3歳の母親】
「次、(息子が)年少だけどまだ決まってない。年中から入れようと思ったけど枠が少ないみたいで年少では入れたらなと思って」

【1歳の双子の母親】
「八尾市が(保育園に)入りにくいと聞いてたんで。増えることにはありがたい」

子育てをしている親の中には園の必要性を感じる声も聞かれます。

賛否に揺れる認定こども園の行方。子ども、そして保護者が安心できる環境が求められます。

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