高校教諭、無免許で8年間授業 熊本の私立校
熊本日日新聞 2020/12/24(木) 11:05配信
熊本マリスト学園高(熊本市東区)は23日、40代の男性教諭が2013〜20年度、無免許で公民の授業を続けていたと明らかにした。対象は488人。学習指導要領に沿う内容だったとして、同校は単位認定する。
同校によると、男性教諭は地理と歴史の免許を先に取得。公民も取得するため大学の通信講座を受講し、12年度までの受講を終え、免許が取得できたと勘違いしたという。
13年度に公民の授業を任された後も免許が届かず、確認すると通信講座の単位不足が判明。同校に報告しないまま、16年度まで不足分の受講を続けた。免許取得の見込みはついたが、県教委に免許の申請手続きをする必要があることを知らなかった。
同校が10年に1度の免許更新を確認する過程で無免許が発覚。男性教諭は「言い出せなかった」と話しているという。
同校は処分を検討する。松山秀峰校長は県庁で記者会見し、「生徒や保護者に多大な迷惑と心配を掛け、心からおわび申し上げる」と陳謝した。(緒方李咲)