覚醒剤使用の元小学校長に懲役2年・執行猶予3年の有罪判決 尼崎支部「動機に酌むべき事情はない」

覚醒剤使用の元小学校長に懲役2年・執行猶予3年の有罪判決 尼崎支部「動機に酌むべき事情はない」
読売テレビ 2021/3/1(月) 19:00配信

 覚醒剤使用などの罪に問われた兵庫県香美町の小学校の元校長に対し、神戸地裁尼崎支部は1日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

 判決によると、香美町立香住小学校の元校長、楠田千晴被告は、昨年12月、自宅で覚醒剤約1.6gを所持していたほか、使用もしていた。

 これまでの裁判で、楠田被告は起訴内容を認めていて、検察側は「依存性が顕著であるうえ、密売人とも懇意にしていて、再犯に及ぶ恐れが高い」として、懲役2年を求刑していた。

 神戸地裁尼崎支部は「動機に酌むべき事情はない」と指摘した一方、懲戒免職になったことなどを考慮し、楠田被告に対し、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

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