県立大また出題ミス 後期入試の物理 開始直後に気付く
北國新聞社 2021/3/13(土) 5:01配信
石川県立大は、12日実施した一般入試後期日程の「理科(物理基礎・物理)」試験で出題ミスがあったと発表した。試験開始直後にミスに気付き、受験者31人に口頭と板書で伝えた。
県立大では2月25日の前期日程試験でも出題ミスがあった。担当者は「2回連続のミスとなり、深くおわび申し上げる」と話している。
出題ミスがあったのは、熱力学に関する問題で、圧力の単位「Pa」を記載し忘れていた部分があった。ミスの訂正が試験時間の前半に終わったため、試験は延長せず、採点も通常通り行う。
県立大では、前期日程での出題ミスを受け、試験開始と同時に作問に携わっていなかった教員に問題用紙を配り、出題をチェックすることにしていた。今回はその過程でミスが見つかった。
担当者は「試験が始まる前にミスを見つけることができず、大いに反省している。再発防止に努めたい」と述べた。