小学校で男子児童を踏みつけ…頭の骨を折るなど重傷負わせる 傷害罪で元講師(42)を在宅起訴
NBS長野放送 2021/9/1(水) 23:03配信
去年、長野県軽井沢町の小学校で児童に暴行し頭の骨を折るなどの大けがをさせたとして元講師の男が在宅起訴されました。
傷害の罪で在宅起訴されたのは、軽井沢町の小学校の元講師で小諸市の無職・速水英典被告42歳です。
起訴状などによりますと、速水被告は去年11月、当時勤務していた軽井沢町の小学校の玄関で、あお向けに倒れていた男子児童の胸を足で踏みつけ、排水設備のふたに頭をぶつけて骨折させるなど全治1カ月の大けがを負わせたとされています。
検察は被告が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
事件は、今年2月に警察が書類送検し、軽井沢町教育委員会も「体罰があった」として公表し、陳謝していました。
県教育委員会によりますと、速水被告は今年3月に停職4カ月の懲戒処分となっていて、昨年度いっぱいで任用期間を終了していました。
長野県教育委員会は12日、児童を地面に押しつけるなどの体罰を行い大けがをさせた軽井沢町の男性講師を停職4か月の懲戒処分としました。
停職4か月の処分を受けたのは、軽井沢町の小学校に勤務する男性講師(42)です。
県教委によりますと、男性講師は去年11月、校庭でサッカーをしていた児童が他の児童にボールをぶつけたことに対して謝罪をさせようと地面に押し付けるなどの体罰を行ったということです。
児童は頭の骨を折るなど全治1か月の大けがを負いました。
男性講師は、「自分自身をコントロールできなかった」などと話しているということです。
また、体罰の厳禁を教職員に浸透させることができず、体罰を防ぐことができなかったなどとして、男性校長(56)を減給10分の1・1か月の処分としました。