人身事故などの教員7人を懲戒 県教委、文書訓告も
山形新聞 2015年12月25日(金)13時3分配信
県教育委員会は24日、交通事故で相手に大けがをさせた置賜地区の40代女性高校教諭を減給10分の1(5カ月)とするなど、教員7人を懲戒処分とし、授業中、生徒に不適切な発言をした教員1人を文書訓告とした。
県教委教職員室によると、女性教諭は昨年11月下旬の午後2時半ごろ、置賜地方で自家用車を運転中、対向車線にはみ出して正面衝突する事故を起こし、対向車の女性や同乗者に大けがをさせた。また、村山地区の小学校の40代女性学校職員は今年9月下旬、通勤のため運転中、制限速度を32キロ超過する交通違反をしたとして、減給10分の1(3カ月)とされた。
他に、交通事故で相手に軽傷を負わせたとして置賜地区の小学校の30代男性教諭を戒告とし、▽最上地区の20代男性小学校教諭▽村山地区の30代男性中学校教諭▽同地区の20代男性中学校教諭▽同20代女性小学校教諭―の4人を速度超過の交通違反をしたとして戒告処分にした。
また、庄内地区の中学校の50代女性教諭を、今年8月下旬、授業中に忘れ物をした1年生の男子生徒に対し「障害があっても忘れないように」などと不適切な発言をしたとして、文書訓告とした。