日誌忘れた部員を正座させ、太ももを足で踏みつける…高校教諭に減給処分

日誌忘れた部員を正座させ、太ももを足で踏みつける…高校教諭に減給処分
読売新聞オンライン 2022/3/26(土) 12:00配信

 山形県教育委員会は25日、体罰をしたとして、村山地区の県立高校の40歳代男性教諭を減給10分の1(3か月)、管理監督責任を問い、同高の校長を文書訓告の懲戒処分とした。

 県教委によると、男性教諭は2020年6月〜21年9月、顧問を務めていた運動部の活動中、日誌を取りに行くのを忘れた男子部員を正座させた上で左太ももを右足で踏みつけたり、呼びかけた時に返事をしなかったとして足を蹴ったりした。また、別の男子部員に対して、声出しの練習で腹から声が出ていないとして腹を蹴った。2人にけがはなかったという。

 今年1月、外部からの情報提供が県教委にあり、調査の結果、体罰が判明した。男性教諭は「指導の仕方が間違っていた」などと反省しており、1月からは同部の指導を外れているという。

 また、21年6月に人身事故を起こした庄内地区の公立中の50歳代男性教諭を戒告とした。男性教諭は、帰宅のため乗用車を運転中、鶴岡市内の交差点で一時停止の標識を見落として直進し、右から来た乗用車に衝突。道路外の水田に転落させ、運転者に頸椎(けいつい)ねんざ等の重傷を負わせた。

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