「教え子へのセクハラ疑惑」ソウル大学音大教授…ソウル大、20か月連続懲戒遅れ=韓国
WoW!Korea 2022/4/7(木) 15:05配信
韓国ソウル大学の学生たちが教え子へのセクハラ疑惑をもたれいるソウル大学音楽大学C教授の罷免を促す垂れ幕を持ってキャンパスを行進した。彼らは「権力型性的暴力音楽大学C教授即刻罷免」という垂れ幕を掲げた。
性暴力・人権侵害問題解決のためのソウル大生共同行動(以下、共同行動)は7日午後、ソウル冠岳区ソウル大学行政官の後の広場で「権力型性暴力・人権侵害のないソウル大学のための行進」を開催した。
発言に参加したある学生は「昨年12月、性犯罪疑惑をもたれていた音楽大学B教授に対する解任決定には1年9か月という時間がかかり、C教授は約1年8か月が過ぎた今も、いかなる懲戒も受けていない状態だ」と大学を批判。続けて「ソウル大学は数多くの教授の性暴力問題の繰り返しをもたらす遅い懲戒委問題、適切な支援どころか2次被害をもたらす人権センター問題の解決を要求した学生社会の声に沈黙で一貫している」と糾弾した。
共同行動は該当事件を担当するソウル大学懲戒委員会に対しても批判した。共同行動は「ソウル大懲戒委員会は被害者の手続き的権利を保障できずにいる」とし「懲戒委員会は事件の当事者である被害者が要請すれば、やっと情報を提供するのではなく、先制的に手続きと権利を告知しなければならない」と述べた。
共同行動は懲戒委員会で教授や専門家の他にも学生や学生が推薦した外部委員が懲戒委員として参加することを要求した。同団体は「被害者と同じ位置を共有する間接的な当事者であり、厳然たる学校の構成員である生徒の懲戒委員会への参加も保障されなければならない」と述べた。この日の共同行動は、行進に先立って22日、ソウル大学単科大学生会長連席会議とともに、ソウル大学総長室にC教授の罷免などを要求する公文書を発送したと明らかにした。