走行中の山陽新幹線から“表示器”盗んだ疑い 元高校教諭を再逮捕 落石で停車中のJR飯田線でも…自宅から次々と備品が
CBCテレビ 2022/7/7(木) 2:33配信
JR飯田線の列車から表示器を盗んだ疑いで逮捕された元高校教諭が、走行中の新幹線でも表示器を盗んでいたことがわかり、再逮捕されました。
再逮捕された静岡県焼津市に住む元高校教諭・秋山大輝容疑者25歳は、ことし2月、兵庫県内を走行中の山陽新幹線の車内で、行先を示す「表示器」2個、9万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
取り調べに対し、秋山容疑者は「走行中に表示器を取り外して盗んだのは間違いない」と容疑を認めているということです。
秋山容疑者は先月、愛知県新城市内で、落石のため駅に止まっていたJR飯田線の列車から表示器などを盗んだ疑いで逮捕され、自宅から列車の備品およそ50点が見つかっていました。
私立高校の教諭を逮捕。無人駅で、電車から機材を盗んだ疑いです。
逮捕されたのは、静岡県焼津市に住む私立高校教諭、秋山大輝容疑者（25）です。
警察によりますと秋山容疑者は6月1日から5日までの間に、愛知県新城市のJR三河槙原駅で列車の中から、行き先を示す「表示器」や時速を示す「計測器」など4点、合わせて194万円相当を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。
この列車は、JR飯田線で5月31日に発生した落石事故の影響で、無人の三河槙原駅に留め置かれていました。
調べに対し秋山容疑者は「弁護士とお話するまで何も言うことはできません」と認否を留保しています。
警察は関係先から表示機や計測器などを多数押収していて動機や余罪を調べています。