特別支援学校で生徒の障害が重くなる事故 東京高裁が静岡県に対し8100万円余の支払い命じる判決
テレビ静岡NEWS 2022/9/16(金) 17:29配信
8年前、静岡県伊豆の国市の特別支援学校で起きた事故をめぐり、東京高裁は15日、県に対し一審を上回る8100万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。
2014年、伊豆の国市の県立東部特別支援学校で、当時中学1年の生徒が歩行訓練中に意識を失い、心肺停止で搬送されましたが、その際、低酸素脳症を発症して以前よりも障害が重度化する事故がありました。
元生徒は養護教諭らの対応が不適切だったのが原因として県を提訴し、一審の地裁沼津支部は去年5月、元生徒の訴えを認め、県に7900万円余りの賠償を命じました。
これを受けて県が控訴し、15日東京高裁で判決公判が開かれました。
示されたのは養護教諭らが救急車の要請やAEDの使用をするべきだったとして、一審より200万円多い8100万円余りの支払いを命じる判決でした。
二審判決について県教育委員会の池上教育長は「判決内容を精査し、今後の対応を検討していきます」としています。