“4億円持ち出し”告訴状を受理 尚絅学院の元常務理事 業務上横領容疑で捜査〈宮城〉
仙台放送 2022/10/13(木) 19:16配信
宮城県内で大学や高校などを運営する学校法人尚絅学院の元常務理事が、4億円近くの資金を持ち出したとされる問題で、警察は法人からの告訴状を受理していたことが分かりました。
この問題は、尚絅学院で財務を担当していた元常務理事の67歳の男性が、今年6月から7月にかけて、総額3億5000万円を自身の口座に入金。さらに投資を現金化するため手数料が必要だとして4500万円を追加し、あわせて4億円近くの資金を持ち出したとされるものです。
この問題で尚絅学院は9月15日に、岩沼署に告訴状を提出。岩沼署は提出された書類などを精査した上で、10月12日付けで告訴状を受理したということです。警察は今後、業務上横領容疑を視野に入れ、調べを進めていく方針です。