明徳義塾空手部元監督が体罰で罰金刑
RKC高知放送 2023/5/1(月) 19:16配信
明徳義塾中高校・空手部の元監督の男性がおととし、部員の当時中学3年の男子生徒の顔を平手打ちし4月、高知簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたことが分かった。
生徒は去年4月に学校を退学。生徒の保護者は学校から何の説明もないと不信感を募らせている。
高知県私学・大学支援課によると、明徳義塾中高校の空手部の元監督は2021年1月、4月、9月の3回にわたって、学校の寮で当時中学3年生だった男子生徒を平手打ちしたという。
生徒側の被害届けを受け土佐署が元監督を暴行の疑いで書類送検し、高知区検が3月30日に暴行罪で略式起訴。
4月10日、高知簡易裁判所が元監督に対し罰金30万円の略式命令を出した。
県私学・大学支援課では「体罰はあってはならない」とし、再発防止を徹底するよう学校側に伝えたという。
また、学校が去年12月に県に提出した「体罰に関する報告書」には体罰の概要として、平手打ちのほか、部の全体練習でうさぎ跳びを1日に50回から250回。
立った状態から腕立て伏せの姿勢になり、立ち上がりながらジャンプする「バーピージャンプ」を1日に200回から300回させていたとの記載もあったという。
生徒の保護者によると生徒は中学2年だった2020年10月に明徳義塾中に編入していて、空手部に入部してすぐの3日間でうさぎ跳びとバーピージャンプを合わせて1万回やるよう課せられたという。
生徒は、その翌月土佐市の病院を受診し両脚の腓骨骨折と診断された。
生徒は明徳義塾高校に進むものの去年4月末で退学。
現在は県外の高校に通っているが高校2年となった今も脚のけがは完治せず担当の医師から運動することを禁止されているという。
去年、全国高校体育連盟は元監督に対し、体罰防止マニュアルに則り学校に事実を確認したうえで高体連主催大会への出場を禁止していた。
として監督の職を一時解かれていて学校が再発防止策を示していた。
これまでの高知放送の取材に対し、明徳義塾中高校からは明確な回答はなく、学校側の考えや再発防止策については明らかになっていない。