校庭に“クギ500本”めぐり 杉並区の全小中学校で調査開始

校庭に“クギ500本”めぐり 杉並区の全小中学校で調査開始
日テレNEWS 2023/5/17(水) 14:59配信

東京・杉並区の小学校の校庭に釘など500本以上が放置され児童がケガをした事故を巡り、区は、すべての小中学校などを対象に金属探知機を使用した調査を17日から開始しました。

東京・杉並区が17日、開始したのは、金属探知機を使用して校庭に埋まっている釘などがないか探す調査です。

先月、区立荻窪小学校で、校庭で転んだ児童が埋まっていた釘によって、十数針縫うケガをする事故がありました。学校が調べたところ、行事などでラインを引く際のマーカーとして打ち込まれたとみられる釘などが校庭に500本以上埋まっていたということです。

区は、事故を受け、校庭に人工芝を使用した学校を除く、すべての小中学校などで調査と除去作業をすることにし、初日の17日は、事故のあった小学校を含む2校で実施されました。現場では見つかった釘のようなものが掘り出される様子も見られました。

区は6月下旬までに順次、調査を行う予定です。

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