京教大 答案3人分放置 推薦入試会場 回収ミス

京教大 答案3人分放置 推薦入試会場 回収ミス
京都新聞 2012年12月11日(火)3時59分配信

 京都教育大は10日、8日に実施した2013年度の推薦入試で、答案の回収ミスがあったと発表した。3人分の答案が試験室に放置されていたが、「修正や改ざんの可能性は極めて低い」とし、そのまま採点して合否判定する。
 ミスがあったのは、36人が受験した教育学専攻の試験科目「小論文」。監督者の教員が答案を回収して会場を出たが、別棟の試験実施本部で3人分足りないことに気付いた。試験室に戻ったところ、答案をとりまとめた監督用の机の上に3人分の答案が残っていた。
 受験生は試験終了後すぐに他の監督者が別室へ誘導、答案に本人以外の筆跡が確認できないため、改変の可能性は低いとしている。受験生には今後、文書で経緯の説明と謝罪をする。合格発表は予定通り20日に行う。
 位藤紀美子学長は「受験者や関係者にご心配をかけ、おわびする。大学の信頼を損ないかねない事態で、指導を徹底する」とコメントした。

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