女子児童にセクハラ 20代の男性教諭懲戒免職 富山県教育委員会

女子児童にセクハラ 20代の男性教諭懲戒免職 富山県教育委員会
北日本放送 2023/11/24(金) 19:48配信

 県教育委員会は24日、女子児童に複数回にわたってセクハラ行為をしたとして、県内の公立小学校に勤める20代の男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表しました。男性教諭は、女子児童に対し服の上から体を触るなどたということです。

 「深くおわび申し上げます」

 県教育委員会によりますと20代の男性教諭は、2022年10月以降、勤務する小学校で女子児童に対し複数回服の上から体を触ったり、卑猥な言葉を投げかけたりしたとしています。

 2023年に入り、児童の保護者から相談があり発覚したもので、男性教諭は聞き取りに対し「自分に対し、好意を持ってくれていると親近感をもって触れてしまった。性的な目的はない」などと話しているということです。

 この教諭の氏名や年齢、勤務していた学校名などについては、被害を受けた児童と保護者からの強い要望として公表しない考えです。また、一連の行為について県教委はわいせつではなく、“セクハラ”としていて「服の上から触っていること」などから判断したと説明しました。

 懲戒免職処分を受けたことで、この男性教諭の教員免許は失効します。

 県教育委員会の荻布教育長は「教職員の綱紀の保持の徹底を図り、再発防止に取り組む」とコメントしています。この10年間で、教職員によるわいせつやセクハラに対する懲戒処分は、今回で6件目です。

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