児童が給食後にアナフィラキシー 事故原因は「思い込みや理解不足」 上越市教育委員会が会見 《新潟》
TeNYテレビ新潟 2024/2/14(水) 19:17配信
上越市の小学校で給食を食べた児童が強いアレルギー反応を起こした事故を受け、市は報告書を公表しています。2月14日、会見を開き「職員の思い込みや理解不足が事故につながった」とあらためて説明しました。
この事故は去年9月、重度の牛乳アレルギーがある児童が給食を食べたあと、重篤なアレルギー反応である「アナフィラキシー」を起こして救急搬送されたものです。
上越市教育委員会は事故について報告書を公表しています。
14日の会見で、栄養管理の職員が加工品を使用する際の「配合成分表」を取り寄せていなかったことや調理員の確認が不十分だったことを挙げ、「理解不足や思い込みが事故につながった」とあらためて説明しました。
〈上越市教育委員会 市川均教育部長〉
「途中でメーカーによって成分が変わることもありうるということなんです。そういうことがあるから毎回確認しなければいけない。なぜ確認しなければならないか、おおもとのところが少し抜けた」
一方、今回の事故では児童がアナフィラキシーを起こしてから症状を緩和する注射薬「エピペン」を打つまでに18分かかっていますが、このことについて報告書に明記されませんでした。
市によると、児童は現在も給食や学校生活に対する不安を訴えているということで、今後も臨床心理士を派遣するなど心のケアに努めるとしています。