教職員の処分について(大阪府)

報道提供日時
2024年12月26日 14時 00分

内容
大阪府教育委員会は、以下のとおり、教職員の懲戒処分を行いましたのでお知らせします。

1 懲戒処分をした年月日
令和6年12月26日

2 被処分者等
事案(1)

被処分者
府立高等学校・校長(60歳)

処分内容
停職1月

処分理由
 令和5年7月から令和6年6月にかけて、勤務校の事務職員に対し、複数回にわたり私用のLINEで不適切な内容を送信したほか、事務職員が断っているにも関わらず、複数回にわたって、執拗に食事やカラオケに誘うなどした。

事案(2)
被処分者
(1)府立豊中支援学校・教諭・川口美芳(45歳)
(2)府立支援学校・教諭(43歳)

処分内容
(1)免職
(2)停職1月

処分理由
(1)について
 病気休職中にもかかわらず、平成30年9月から10月にかけて、合計3回、25日間、管理職に無断で海外旅行に出かけた。
 また、平成30年12月から令和6年3月の間において、計11回にわたり特別休暇の虚偽申請を行い、休暇を16日3時間45分を不正取得したほか、計12回にわたり在宅勤務の虚偽申請を行い、11日1時間30分の間、勤務を怠って国内外の旅行や買い物に出かけた。
 さらに、令和6年6月15日、自宅で夫婦喧嘩した際、夫に対し暴行を加えたほか、夫の眼鏡を折って壊すなどした。
(2)について
 令和6年6月15日、自宅で夫婦喧嘩した際、妻の顔を拳で殴る、木製の箱や木片で叩くなどの暴行を加えて妻に全治1週間の怪我を負わせたことにより、傷害容疑で逮捕された。

事案(3)
被処分者
府立高等学校・講師(66歳)

処分内容 停職1月

処分理由  令和6年7月から10月にかけて、担当教科の実習中に、生徒の首を掴む、首に両手をあてて揺する、両腕で首を軽く締める等の行為を複数回行ったほか、生徒から受け取った実習レポートを放る、定期考査中に複数の生徒に話かけるなど不適切な言動を行った。

事案(4)
被処分者
府立高等学校・教諭(60歳)

処分内容 戒告

処分理由  顧問である空手道部の他校との練習試合に参加した際、相手校の中学生女子部員から男子高校生との試合をしたいとの申出を受けたことに対し、具体的な理由を告げずに「迷惑だ、失礼だ」と言って断ったほか、試合終了後に相手校の全部員に向けて講評する際にも、当該女子部員がいる中で「女が男とやるのは男が迷惑だ」などと言った。
 一連の言動を受けて、当該女子部員は精神的苦痛を感じ、その後56日間学校を休んだ。

事案(5)
被処分者
府立支援学校・教諭(31歳)

処分内容 減給1月

処分理由  電車とバスを利用する通勤認定を受けたにもかかわらず、バスを利用することなく、徒歩と電車で認定外通勤した。
 また、転居後、電車を利用する通勤認定を受けたにもかかわらず、認定外の自転車で通勤するなどし、通勤手当を不正に受給した。

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