バスケ部主将自殺 「30〜40発殴られた」 前日、母に打ち明け
産経新聞 2013年1月10日(木)7時55分配信
桜宮高校男子バスケットボール部主将だった男子生徒が自殺する前日、母親に「今日も30〜40発殴られた」と話していたことが9日、学校関係者への取材で分かった。また、体罰があった練習試合の会場に副顧問ら教員2人が同席し、体罰を黙認していたことも判明した。
学校関係者によると、生徒は自殺前日の昨年12月22日、部活動を終えて午後9時半ごろ帰宅。母親に「お弁当おいしかったよ」と言った後、顧問の体罰について「今日も30〜40発殴られた」と話したという。
この日は同校体育館で他府県の高校と練習試合を行い、副顧問と技術指導担当教員の2人も同席。試合で生徒がミスを繰り返したことなどから、顧問は生徒の頬を数発平手打ちしたが、2人とも顧問を止めず、校長への報告もしなかった。