桜宮高の体罰自殺、1か月以内に顧問ら処分

桜宮高の体罰自殺、1か月以内に顧問ら処分
読売新聞 2013年1月15日(火)20時35分配信

 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校の2年男子生徒(17)がバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、同市教委は15日、教育委員会議を開き、「体罰・暴力行為等対策本部」(本部長・永井哲郎教育長)を設置した。

 同高での体罰の実態を解明し、1か月以内に同部顧問ら関係者を処分する。今年度中に全市立小中高校などを対象とした体罰の一斉調査を実施することも決めた。

 対策本部は市教委幹部約20人で構成。橋下徹市長が100人規模に拡充する方針を示した、弁護士5人による市の外部監察チームと連携して調査する。

 同高への調査では、同部顧問や同僚教員、部員、保護者らから実態を聞き取り、バスケ部以外の部員や保護者らにも「体罰を受けたか」「体罰を見聞きしたか」などを尋ねるという。

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