山梨の県立高、男性教諭が平手打ちの体罰
読売新聞 2013年1月15日(火)19時30分配信
山梨県富士吉田市の県立吉田高校で、運動部の顧問を務める男性教諭が昨年5月と10月、部員の男子生徒の顔を複数回、平手打ちしていたことが15日、同校への取材で分かった。
教諭は体罰を認めており、県教委は処分を検討している。
同校によると、教諭は休み時間などに、同じ生徒を体育館などに呼び出し、部活動や学業への姿勢を指導した後、顔に平手打ちした。けがはなかったという。
体罰があったとの指摘が外部からあり、吉岡剛校長らが12日、教諭から事情を聞いたところ、「5月は1発、10月は多くて4、5発殴った」と認めた。「ずっと指導してきたが、生徒にこちらの思いが伝わらず、思わず手を上げた」と説明したという。