越直美市長、大津いじめ自殺で校長処分など要請

越直美市長、大津いじめ自殺で校長処分など要請
読売新聞 2013年2月4日(月)11時43分配信

 いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、越直美市長は4日、滋賀県の嘉田由紀子知事と河原恵・県教育長に対し、市の第三者調査委員会(委員長=横山巌弁護士)の報告書を受けて、校長らの処分と人事の刷新、教員の増員など学校への支援を要請した。

 越市長は県庁で嘉田知事らに、「来年度に向け、(問題のあった)学校の体制を考える必要がある。県側でも学校を調査し、処分の必要性を検討してほしい」と述べた。

 教員の人事権を持つ県教委には、市が学校運営により積極的に関わることができるように人事権を移譲することや、教員を増やして現場にゆとりをもたせることを要望。県が各校に配置しているスクールカウンセラーについても、業務の独立性を高めて、効果的に生徒の相談に応じられるよう運営を改めることを求めた。

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