いじめ問題ハンドブック:県教委が教員向け資料「ニュー・アイズ」 初期対応の流れ盛り込む4部構成 /埼玉
毎日新聞 2013年2月5日(火)12時16分配信
いじめ問題などに適切に対応するため、県教育委員会は4日、教員向け資料「彩の国生徒指導ハンドブック New I’s(ニュー・アイズ)」を作製したと発表した。いじめの兆候を見逃さない初期対応の流れなどを盛り込み、教員が学校現場で手に取って参照しやすいA5判(98ページ)で編集。さいたま市を除く公立学校の教員らに計約5万1000部を配り、積極的な活用を呼びかける。
大津市で中学生が自殺した問題などを受け、県教委は07年に作った従来版を改訂。タイトルには「新たに(New)、いつも見守り(eye)、サイン(合図)を見逃さない」「愛情をもち、いじめに苦しむ子どもを救うのは私(I)」という使命感を込めたという。
ハンドブックは、いじめ防止対策編▽自殺予防対策編▽暴力行為防止対策編▽関係法令などの付属資料−−の4部構成。いじめなどの課題に一体的な視点で取り組めるよう編集した。
いじめ防止対策編では、担任がいじめの情報を認知してからの初期対応の流れを示し、「見て見ぬふりをしていないか」「『大丈夫』の発言をうのみにしない」などの注意点を記した。いじめの程度に応じた警察との連携を図で示したほか、インターネットを舞台にしたいじめについても、書き込みの検索や削除の方法を紹介した。
ハンドブックは、県教育局生徒指導課のホームページでも閲覧、ダウンロードできる。【木村健二】
2月5日朝刊