県教委が不祥事対応策強化へ 飲酒運転、わいせつ、体罰…
福島民報 2013年2月26日(火)9時54分配信
教職員の不祥事が後を絶たないことを受け、県教委は新たな対応策を3月下旬までにまとめ、各学校に通知する。特に処分件数の多い飲酒運転、わいせつ行為、体罰の対応策を強化する。
従来実施している研修の他、不祥事を犯した際の社会的な影響などをまとめた映像の上映、社会的視野を身に付けるための校外研修などを検討している。わいせつ行為対策では、児童生徒との私的メールや閉ざされた場所での個別指導の禁止を徹底する。体罰防止対策では管理職による巡回指導の強化などを想定している。
県教委の懲戒処分件数は平成21年度が53件、22年度が40件、23年度が33件。24年度は15日現在で30件となっている。県教委は21年度に不祥事対応策をまとめたが、大きな効果を挙げていない。