県の教育を考える会:学校評議員会議に生徒を 教育再生へ提言書 /長野

県の教育を考える会:学校評議員会議に生徒を 教育再生へ提言書 /長野
毎日新聞 2013年3月7日(木)13時44分配信

 わいせつ事件など相次ぐ教職員の不祥事を受けて、県教組や県高教組などでつくる教育関係者団体「長野県の教育を考える会」は、教育再生に向け、学校と地域の協議の場「学校評議員会議」に生徒を参加させることなどを求める提言書を発表した。県や県教委に提出する予定。
 提言は他に、教職員のスクールセクハラについての研修実施など。提言書の内容は「(教育現場の)競争や管理を強めることで現場の生気がそがれる懸念が強い」と指摘。学校へ外部の視点を取り入れる際も「子供たちの意見表明の場が必要」と強調した。記者会見した県高教組の高村裕執行委員長は「中長期的に学校を良くしようと、本来の学校の姿を取り戻す案にした」と述べた。
 考える会は、県が県教委と共同設置した「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」に対処する目的で、35団体と13個人で昨年9月に結成。勉強会などを開いてきた。
 会の呼びかけ人の武者一弘・信州大准教授は「県の検討会議では子供や教師、地域が議論に関われていない。十分合意が得られないと対策としてうまく働かない」と批判した。【小田中大】
3月7日朝刊

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