田辺市が第三者委設置へ 中学生自殺未遂原因究明で条例案

田辺市が第三者委設置へ 中学生自殺未遂原因究明で条例案
紀伊民報 2013年3月22日(金)17時2分配信

 和歌山県田辺市は22日、市内中学校の1年生男子生徒が昨年12月に自殺を図り意識不明の状態になっている問題で、自殺未遂の原因を外部有識者によって究明する第三者調査委員会の設置条例案を市議会に提案した。

 条例名は「田辺市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会条例」。委員は5人以内で、市長が委嘱する。

 市教委と学校は2月26日、全校生徒を対象にしたアンケート結果から生徒が学校でいじめに遭っていたことは認めたが、自殺未遂に直接結びつく原因は「見つけられていない」としている。

 一方、生徒の父親は「部活などでいじめを受けたことが原因と考えている」として「学校で何があったかを知りたい」と訴えている。

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