体罰で教諭減給処分、三豊の中学校/県教委
四国新聞 2013/03/29 10:08
香川県教委は28日、男子生徒に体罰でけがを負わせたとして、三豊市立中学校の男性教諭(49)を減給10分の1(1カ月)、体罰の事実を市教委に報告しなかった校長(57)を戒告とする懲戒処分を発表した。
県教委によると、教諭は昨年11月4日午後0時ごろと同3時ごろ、学校行事に遅刻してきた生徒を注意したが、何も言わなかったため、トイレや教室で男子生徒の頬を平手で計10回以上たたいたほか、頭突きをし、足払いをして床に倒した。生徒は口内裂傷で全治1週間のけが。生徒が校長に被害を訴え、教諭は2日後に生徒宅を訪問して謝罪した。
教諭は傷害容疑で書類送検され、不起訴処分となった。教諭は「分かってもらいたいという気持ちが強くなりすぎた。大変申し訳ない」と話しているという。
校長が報告を怠っていたため、市教委は保護者の訴えで事態を把握した。市教委の臼杵正明教育長は「生徒や保護者に深くおわびしたい。また、報告がなかったことは遺憾で、二度と同じことがないよう指導を徹底したい」としている。
県教委はこのほか、昨年12月に観音寺市内の小学校で、男児に膝蹴りをしてけがを負わせた男性教諭(55)を戒告の懲戒処分とした。また、昨年5月から今年1月までに人身事故を起こした観音寺市立中学校の男性教諭(53)、高松市立小学校の男性教諭(32)、まんのう町立中学校の男性教頭(48)も戒告とした。