酒気帯び運転の教諭を懲戒免職 県教委、虚偽通報教諭は戒告
山陽新聞 2013/5/10 21:41
岡山県教委は10日、道交法違反(酒気帯び運転など)の罪で罰金刑を受けた倉敷市立新田中の森田英之教諭(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。
県教委によると、森田教諭は4月17日夜、倉敷市内の焼き肉店で飲酒した後、軽乗用車を運転。同市内の県道交差点で赤の点滅信号を無視したとして取り締まりを受け、酒気帯び運転が発覚した。
県教委はまた、体罰に関して偽った通報をしたとして、を戒告処分とした。教諭は、実在する生徒の保護者らを名乗って県教委に電話したり、知事や文部科学相に文書を送り、同僚教諭2人の体罰について虚偽や誇張を含む内容を訴えたという。
処分は「公益通報は必要だが、今回は故意に誤った内容を通報しており、悪質で名誉毀損に当たる」(県教委教職員課)と判断したため。監督責任で同高校長も厳重注意した。