高砂の市立中野球部監督体罰:教諭、指導に復帰 /兵庫
毎日新聞 2013年6月6日(木)16時19分配信
文科省の体罰実態調査への保護者による隠蔽(いんぺい)工作発覚後、体罰問題が浮上した高砂市立中学の野球部で、反省のため部活動の指導を外されていた30代監督教諭が同部の指導に復帰した。
市教委が5日、明らかにした。復帰は5月30日。学校教育課によると「保護者の強い要望があり、要望書が学校に提出された」と復帰を認めた理由を説明した。「すでに反省文を出しており、本人は県などの研修にも出席すると言っており、強く反省している態度が見られる」とした。
監督教諭については、市教委が県に体罰の事実関係を報告しており、県が処分を検討している。【高橋一隆】
〔播磨・姫路版〕
6月6日朝刊