体罰:教諭、停職3カ月 児童に「死ね」「ごみ」−−県教委 /栃木
毎日新聞 2013年6月6日(木)11時49分配信
児童に「死ね」「ごみ」などと言ったり首を絞めるまねや頭をたたいたりするなど体罰を繰り返したとして、県教委は5日、下野市立小学校の男性教諭(44)を停職3カ月の処分とした。また、同校の校長(56)も、抑止できなかった責任で戒告処分とした。教諭は4月25日から自宅謹慎中。県教委によると、教諭は2007年にも同様の不適切な発言をしたとして文書訓告の処分を受けている。
市教委によると、教諭は昨年4月から日常的にクラスの児童6人に対して、授業中や休み時間などに「死ね」と言ったり、児童が嫌がるあだ名を付けて呼んだりしていたという。また、児童が座っている机に「かかと落とし」をしたり、ノートで頭をたたくなどしていた。児童にけがはなく、不登校などもないという。
教諭は昨年、プール指導の際にも児童のひざを押して水の中に落としたことがあり、校長から指導を受けたが、その後も暴言や体罰を続けた。今年4月24日に被害児童の保護者から校長に連絡があり、事実が明らかになった。教諭は「学級集団を引きつけるためにふざけてやった。スキンシップのつもりだったが、人権を侵害する行為だった」などと話し、反省しているという。
現在、学校には心理士が派遣され、児童のケアにあたっている。市教委は古口紀夫教育長を厳重注意とした。古口教育長は「人権を無視する行為で、決して許されることではない」と話した。
◇中学2教諭も処分
また、県教委は5日、女子バレーボール部の顧問だった11年〜12年に部員10人をたたくなどした宇都宮市立中学校の男性教諭(52)を減給(10分の1)1月、野球部の顧問だった10〜12年度に男子部員8人を平手でたたいた県東部の中学校の男性教諭(50)を戒告の処分とした。県東部の中学校の体罰については、昨年度の実態調査で発覚したという。【長田舞子、岩壁峻】
6月6日朝刊