わいせつ行為で中学教諭を懲戒免職 熊本市教委

わいせつ行為で中学教諭を懲戒免職 熊本市教委
熊本日日新聞 2013年06月28日

 熊本市教委は28日、知人女性にわいせつ行為をしたとして、市立中学校の50代の男性教諭を同日付で懲戒免職とした。

 市教委によると、教諭は5月5日夜、同市の繁華街で女性と2人で酒を飲んだ後、近くの白川河川敷などで約1時間、女性が拒否したにもかかわらず、抱きついたり、体を触ったりしたという。

 女性が学校側に相談して分かった。女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、通院中。刑事告訴するかどうかは未定という。教諭は事実を認めているといい、自宅謹慎となっていた。

 市教委は処分指針で、わいせつ行為は免職としている。管理監督責任を問い、同校の男性校長を戒告、教育長ら3人を文書で厳重注意した。

 会見した杉原哲郎教育次長は「教育公務員、人としてあるまじき行為。再発防止に徹底して取り組む」と話した。

 市教委の本年度の懲戒免職処分は、に続き、2人目。
(内田裕之)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする