体罰で新たに教諭29人処分/県教委2次調査

体罰で新たに教諭29人処分/県教委2次調査
四国新聞 2013/07/13 09:54

 香川県教委は12日、公立学校を対象に行った体罰の2次調査(2012年4月〜13年3月)で、新たに体罰が発覚した教諭29人に対し、11日までに文書訓告や厳重注意などの処分を行ったと発表した。

 調査は大阪市立桜宮高校で体罰を受けた生徒が自殺した問題を踏まえ、文部科学省が指示。1次調査(12年4月〜13年1月末)とあわせ、県内小中高校33校で39件の体罰が判明した。体罰を行った教諭39人のうち4月末までに2人を減給、1人を戒告、7人を文書訓告などで処分している。

 今回処分された教諭は小学校7人、中学、高校が各11人。大半は授業中や部活動中に素手でたたくなどしており、擦り傷を負わせたケースが1件あった。

 県教委は「国が策定した部活動指導のガイドラインなどを活用し、再発防止を徹底する」としている。

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