懲戒免職:児童にわいせつ、窃盗容疑など 3教諭を–県教委 /愛媛
毎日新聞 2013年08月28日 地方版
県教委は27日、女子児童2人にわいせつな行為をしたとして、松山市立小学校の50代の男性教諭を懲戒免職とした。
県教委によると、わいせつ行為の教諭は勤務先の小学校の教室内で今年4〜6月の休み時間、女子児童2人の体を計6回触るわいせつ行為をした。8月に同市教委へ匿名の通報があり発覚。教諭は行為を認めているという。
また、県教委は窃盗容疑で検挙された同市立中学校の50代の男性教諭と、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙された同市立小学校の50代の男性教諭を、いずれも停職6カ月の懲戒処分とした。窃盗の教諭は、今年5月、松山市内のガソリンスタンドに置き忘れられた財布を持ち去り、現金3万円を抜き取って捨てたという。県警の事情聴取に容疑を認め、窃盗容疑で書類送検されたが、示談成立で7月9日に不起訴処分となった。飲酒運転の教諭は、今年5月に自家用車で松山市内を走行中に接触事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕。松山簡裁で8月7日に罰金命令を受けた。
昨年度以降、県内の公立学校で懲戒処分を受けた教職員はこれで15人。県教委は27日、県立学校と各市町教委へ綱紀保持の指導を要請した。【中村敦茂】